アジアの課題をハックする!(1/4)

2017年8月19日土曜日
日本全国3拠点で同時開催されたハッカソンから選出された5つのチームが、台湾・タイ・韓国との4カ国中継プレゼンを行うため、東京・霞ヶ関に集結しました。

Asia Open Data Hackathonとは

アジアオープンデータハッカソンは、アジア共通の課題をオープンデータを用いて相互に解決することを目的に、台湾とタイの2カ国の間で2015年に初開催され、今年3回目を迎えるクロスカントリーハッカソンイベントです。
2017年5月11日にODA(台湾)と、一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地方創生推進機構(略称、以下VLED(日本))の間でオープンデータの相互の利活用等を定めたMOU(覚書)が締結されたことを受け今回、日本に初上陸しました。

日本ではあまり知られておりませんが、実は台湾はオープンデータの先進国。
世界の政府を対象にしたオープンデータ進捗状況調査で、2015年と2016年に2年連続1位を獲得しています。
その台湾が旗振り役となり、上記4カ国がそれぞれ解決すべき課題とデータを持ち寄る形式で進行。
各国の優秀なハッカー達がその解決を目指しました。

初参加の日本は「気象データの活用」をテーマとして取り上げました。
※2017年7月20日の気象庁長官定例記者会見でも「国土交通省生産性革命プロジェクトの一つである、気象データ活用に関連したイベント」として紹介されました。

最終的に4カ国での参加者総数300名以上にも登る規模となり、多くのレベルの高いプロダクトが生まれた本ハッカソン、
優秀チームは、2017年9月15日に台湾で実施されるオープンデータのサミットへ招聘され、表彰を受けます。
本レポートでは、そのプロジェクト全体の様子をご報告します。

国際中継インプットセミナー

2017年7月22日土曜日
ハッカソン参加4カ国から課題と、その解決に活用できると考えられるオープンデータについての有識者による解説ならびにチームビルドを行うインプットセミナーを4カ国同時中継で実施しました。
日本会場(東京)には50名以上の一般参加者が集結し、インプットと合わせてアイデアソン(アイデア創発のワークショップ)を行いました。
インンプットでは、気象予報士でありアナウンサーとして活躍される 三浦まゆみ氏 をお招きし、初心者にも非常にわかりやすい気象データの解説を行っていただきました。

(講師の気象予報士・アナウンサーの三浦まゆみ氏)

各国の有識者には持ち時間20分が与えられ、解説の間、他の国は聴講に徹します。

共通言語の無い国間で実施されているため、全編英語で進行。
しかし、アジア各国の独特なアクセントの違い、そして各国の中継環境が不揃いであったことなどにより、「課題」と「データの内容」のシェアは非常に難しいものでした。

国際インプットセミナー後に、提示されたデータの詳細を調べていく中でも、たどり着いたデータの提供は国民IDが必要であったり、pubsubhubbubであることから申請に2週間程度必要等、これから活用していくにはあまりにも前提課題が多く発生しました。

(各国との中継の様子)

本インプットセミナーで最終的に4か国から提示されたテーマはそれぞれ以下の通り。

台湾 「食の安全」
タイ「政府の透明性」
韓国「社会経済格差」
日本「気象活用」

参加チームは、これらのテーマに関する課題解決を目指したプロダクトの開発を目指しました。

アジアの課題をハックする!(2/4)

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