
はじめまして。HackCampの代表の関と申します。
HackCampでは、個人の成長が会社の成長にひも付く「発達指向型組織」を目指し現在規模を拡大しています。
これに伴い、新たにジョインしてくれるメンバーを探しています。
HackCampとは
まず自己紹介になりますが、HackCampは「Co-Creative」をテーマとしたプロデュースファームです。
日本語で言う『共創』をキーワードに、多様な人達がマッシュアップする形でのビジネスデベロップメントや、アクセラレーションをサポートしています。
元々はハッカソンの企画や運営を行うイベント会社として4年前にスタートしました。
1期目と2期目は、ハッカソンのイベント領域を広げたくて、テクノロジー関連の企業の新しい技術の活用を考えるハッカソンから、省庁や自治体の政策を作るハッカソンまで、オープンイノベーションの手法として浸透させることに注力してきました。
近年ハッカソンは、その言葉自体も市民権をえて、頻繁に開催されるようになり、非常に多様性に富んだイベントとして認知されるようになってきたこともあり、HackCampも事業領域を少しずつ変化させてきてます。
最近もオープンイノベーション関連イベント(ハッカソンやワークショップなど)も手がけてはいますが、全体の数としてはだいぶ少なく、どちらかというと、そういうプロジェクトのマネジメントや、場を回せるファシリテーター(我々はイノベーションリーダーと呼んでいます)の育成や、クローズドな大企業内部での新規事業開発支援に注力してきています。
事業領域を広げていくなかで、海外とのコラボレーションや事業創出のニーズが高まってきており、アジア地域やアフリカなどのフロンティア市場との共創プロジェクトも行っています。
オープンイノベーションはどこに向かうか
共創をテーマとしているため、オープンイノベーション関連のプロジェクトを手がけることが最も多く、社内でもかなりナレッジをためてきています。
先日、「ガートナー ITソーシング、プロキュアメント&アセット・マネジメントサミット2018」の基調講演でこれをテーマに講演させていただきました。弊社の理念に関わるところもありますので、ぜひご覧いただきたいです。
こちらの記事で、オープンイノベーションの落とし穴事例について紹介しています。
「スタートアップと提携したがスピード感が合わない」「ハッカソンを開催したが社内で引き取る部署や予算がつかない」「アイディアの売り上げが小さくリソースが付かない」「他部署の協力が得られない」
こうした課題解決もHackCampの重要なミッションです。
これらの解決には会社自体の根底的な変化が求められます。その解のひとつが、個人の成長が会社の成長にひも付く「発達指向型組織」にあると我々は考えており、HackCamp自身、そうした組織を目指しています。
チーム体制
HackCampは、コアチームが10名、テクノロジストやデザイナーなど外部専門家が10名というチーム体制です。
それぞれユニークなバックグラウンドを持った社員が多く、働き方も様々です。
例えば最近ジョインしてくれた菊井さんや小松さんは、出産後フルタイムワークから離れ、フリーランスで活動をしていました。しかし2人とも大手テック企業や政府組織の出身であったり、翻訳者やWebディレクターとしての経験もあり、とても素晴らしいスキルを持っていて、HackCampでも即戦力として活躍してくれています。
前述のとおり、個人の成長が会社の成長にひも付く「発達指向型組織」を目指していますので、彼女たちのように育児とワークを両立しながらどのように成長するのか、自らで目標を立てながらケースを作ろうと奮闘しています。
ちなみにHackCampでは営業目標というものを立てていません。
各社員が3ヶ月以内に達成したい自らの成長を、会社の成長との関係性をチェックしながら目標設定しています。
HackCampのメンバーは、強みの領域がバラバラだからこそ、生まれてきた事業がたくさんあります。なのでこうした個人の成長が、組織のクオリティも上げる力になっています。
新しくメンバーになっていただく方にも、なにか強みや、やりたいことがあると、とても面白そうだなと考えています。
リモートワークや変則勤務という点も、勤務していただく上で魅力に感じていただけるポイントだと思いますが、このあたりの働きやすさや制度は社員自らで作って行きます。毎月一度は開催するオフラインミーティングでは、そういう点がメインの議題となり、だいたいその場で決まります。
なおメインオフィスは、勉強会、顧客窓口として、虎ノ門-霞ヶ関から徒歩1分の「SENQ霞ヶ関」に構えています。
現在取り組んでいるプロジェクト
HackCampの案件は様々ですが、大きく分けると以下の3点です。
- 企業内の新規事業開発
- 共創・コラボレーションの企画・運営
- 人材育成
企業内の新規事業開発
企業のイノベーション関連部署がクライアントとなり、経営陣との合意形成からMVP開発、仮説検証までイチから一周回すようなプロジェクトを実施しています。基本的にはクローズドなプロジェクトが多いです。
共創・コラボレーションの企画・運営
技術を用いた事業創出のためのハッカソンや、新規ビジネス創出のためのアイデアソン、海外展開のためのコラボレーションワークショップなど毎回新しい領域にチャレンジするプロジェクトの企画・運営です。
【日本IBM主催 Call for Code Hackathon応募受付中】
日本で猛威を振るう自然災害。その当事者として課題の解決に挑み、防災ハッカソンの頂点へ。
IBMの世界的なコンペティションへの応募を全面バックアップ。チームでも個人でも参加可能です!https://t.co/cIZtLBpjRz#CallforCode #ハッカソン— HackCamp@ハックしますご注意ください (@HackCampJp) 2018年9月7日
この領域では最近は海外プロジェクトが増えています。アフリカやアジア、ヨーロッパもあります。
人材育成
上述の新規事業開発や共創イベントも、継続的にまわせる人がいなければ打ち上げ花火で終わりがちです。HackCampではこうした手法をテンプレート化し、その後もまわせる人の育成も行っています。
これから実現したいこと
会社の代表として、個人の成長が会社の成長にひも付く「発達指向型組織」を実現していきたいと考えています。
そのため、社員がそれぞれワクワクしながらプロジェクトにとりかかり、結果として個人として成長するかどうかという点のみが会社としての目標設定です。
今回募集する人
プロジェクトマネージャーを募集します。
現在クライアントプロジェクトの統括責任者をしているChief Project Officerの青木くんが担っている領域を、共に実行できる人を探しています。
従来のプロジェクトマネージャーは、全体を鳥瞰的に見ながらリソースを分配する役割ですが、HackCampの場合、これまでに無い新しい領域にチャレンジするプロジェクトが多いため、単に鳥瞰的に見るというよりは、プロジェクトごとに技術を身につけ手を動かせる実行力がある方が望ましいです。
自分でワクワクすることを見つけ、リソースを確保し、学び実行する、といった創造的で機動的なプロジェクトマネージャーという働き方に興味のある方を迎え入れたいです。
なお、今回はフルタイムワークの人を探しています。
どの程度の技量が必要か
弊社ではAsanaをメインツールとして使っていますが、ツールに関わらず生産性・効率を意識した プロジェクトマネージャーの経験がある方が望ましいです。
未経験の方だとしても、青木くんがAsanaのエバンジェリストでもあるので、彼から学びながら慣れていっていただくということも想定しています。
どんな人が向いているか
自ら考え実行できるようなワクワク先行型の人が向いていると思います。
HackCampで進めるプロジェクトは、どんどん多様化しています。
新規事業や共創という新しい領域を取り扱う以上、どんどん新しいことをプロジェクトに盛り込んでいくことが求められていますし、新しいことをやるためには、色んな価値観を持った人をメンバーに迎え入れたいです。なぜなら、メンバーそれぞれワクワクするポイントが異なると多様な強みを持った組織になると考えているからです。
そして組織としての制度やワークスタイルもどんどん意見をぶつけ合っていきたいです。
実際、楽しく働くためには、経営者や人事だけで制度を作っても、プレイヤーはワクワクしないので、HackCampでは常に自分たちの働き方を壊すための議論の場を設けています。そのために定期的に合宿したり、キャンプしたりしています。
こんな感じで、HackCampは職場というよりは、1つの実験場として機能させています。
正解がない時代だからこそ、当たり前と思われているバイアスを壊し、共に創っていく、ということをやっていける仲間を増やしたいです。
ご興味を持っていただけた方はこちらの問い合わせフォームから、ご連絡ください。
まずは電話会議から、お気軽にご応募ください。