HackCampはこのほど、ハーバード大学でオンラインコースが提供されている質問・問い形成のメソッド 「Question Formulation Technique(QFT)」を開発した米国の非営利団体「Right Question Institute」(本部・マサチューセッツ州)と、ビジネス分野でのQFT活用が可能となるライセンス契約を締結しました。
この締結によってHackCampは、今後ビジネス分野でますます重要となってくる「自らの考えをもとに、行動をかたち作る自律的な人材」に必須となる「問い」づくりの力を強化するプログラムを、より多様な組織・チームに最適化してデザインすることが可能になりました。
現前にある社会・世界への違和感を、人は「疑問」という形式でまず発想します。まとまった意見表明が苦手な人も、知識の少ない子どもであっても「質問」なら気軽に発信することができます。
人的資本経営が注目され、イノベーションの源は「ヒト」であることが改めて強調されている今、シンプルな発想の原点である「問う力」を鍛えることは、個人にとっても組織にとっても「新しい価値を見出すためのエクササイズ」といえます。
HackCampは本ライセンス締結を機に、QFTのシンプルで強力なメソッドを活用し、組織・ジャンルにこだわることなく、大企業・ベンチャー・非営利団体・教育関係団体など多くの方々の問いを可視化し、課題発見・価値創造をさらに支援してまいります。
具体的には2022年度内に、e-ラーニング「探究力養成講座」、ファシリテーション経験がなくてもチームでのオンラインワークショップ運営を可能にする、AI音声を使った「QFTアプリ(共創ナビ)」などのコンテンツをリリースし、弊社のミッションである「ともにつくる、をみんなのものに」を加速していきます。どうぞご期待ください。
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